アンドロクールなどの抗男性ホルモン剤を服用してもテスト
ステロンなどの男性ホルモン値が下がらないことがあります。

これは、個人差という問題もありますがＭＴＦで女体化を目
指す初期段階はなかなか効かない場合もあります。

しかし、効かないからといって容量をみやみに増やすような
やり方は副作用も強くでるので容量、用法は必ず守って服用
することは重要です。

特に個人輸入でやる場合は、お金もかかり大げさかも知れま
せんが、血液検査を１カ月に１回ぐらいするぐらいの心構え
があった方がいいかも知れません。

これは、あなた自身のカラダの変化を知ることであなたの健
康を守ることにもつながるからです。

また、男性ホルモン値が下がったら服用は避け、様子を見る
方がカラダのためにもいいです。

女性ホルモンをしても胸が大きくなるという人は実際には少
ないですが、６ヶ月ぐらいから少しづつ中性的な顔立ちに、
身体も丸みが見られるようになります。

でも、ノンカムの場合でホルモン治療の段階で胸が出てきたら
気づかれてしまう可能性もあります。

得に、オフの日なども知っている家族はバレてしまうかも知れ
ません。

暑い日に厚着ををするのも不自然だし、ラフな格好もできない
微妙な場合ケッコウ神経を使うものです。

でも、期間限定で試してみてもらいたことがあります。

家の中では「猫背で過ごす」ということです。前のめりになり
姿勢も悪く格好悪いですが、家族がいる前ではこのようにする
ることでしのげると思います。

ただこれはあなたの問題なので強制するものではありませんが、
長期的なことを考えるとカムも選択肢にあるということを頭の
片隅にでも置いて欲しいと思います。

女性ホルモンを投与したからといって、ヒゲや体毛は薄くなる
ことはほとんどないといっていいでしょう。

ＭＴＦも１０代で女性ホルモンを投与していれば、骨格、体毛、
声などは女性っぽくなれたかも知れません。

ただ、成人してしまった状態イヤな言い方ですが「オトコ」と
成長してしまった場合はさんざん男性ホルモンを分泌してる時
間が長いので純女に比べてハンデがあるのです。

もちろん逆に、ＦＴＭの人も難しいということです。

しかし、ここで悩んでいても生物学的な性別は変わらない
どころか余計に「男性」として生きる時間が長くなり人生
損してしまいます。

さっさと、女性化することに時間をかけた方がいいというこ
とです。

ちょっとキツイ言い方に聞こえるかも知れませんが、あなたが
今後どうゆう人生を送りたいか後悔だけはしないでくださいね。

美容外科のレーザー脱毛でも、家庭用の脱毛器でも高性能の
物が出てきているのでうまく利用するといいと思います。

一度女性化、女体化すると女性ホルモンは一生必要になります！！

なので、何となく女装趣味やほのかに女性らしさにあこがれる
という一時的な心の変化だけの場合は絶対に手を出さないこと
です！！

女性ホルモン、抗男性ホルモンの長期摂取で男性機能も低下
して精子も作られなくなります。

これは体内の女性ホルモンの濃度が上がるためです。プレオペ
でも女性ホルモンの血中濃度が上がると、恐らく元に戻るのは
難しいでしょう。

更に、性別適合手術(ＳＲＳ)をすると元には戻れないので、
よく考えることが大事です。

そして、もともとの性は純男なので、女性ホルモンを作る機能
が備わっていないので、一生女性ホルモンを摂取しないと体を
健康な状態に保てなくなるのです。

だから、覚悟が必要なのです！！

ＭＴＦでも女性ホルモン注射でも個人輸入業者やネット通販
で手に入るようになりましたが…

長期に服用することで、副作用があるので用法用量をしっかり
と守って服用することをオススメします。

主に、血栓症のリスクが高くなります。血管が詰まりやすくな
り生命を脅かすような血管系の疾患のリスクがあがるというこ
とです。

また、もともと喫煙者は禁煙者に比べると血栓症のリスクは
高いです。あなたがタバコを吸っているなら、女性ホルモン
の服用や注射で更にリスクはあがります。

なので、個人輸入で利用するにしても定期的に血液検査はじめ
肝機能などの検査も受けるのが無難です。

ＭＴＦは外見的には男性で、心(精神的)には女性の心を
持っているので女性ホルモンの投与だけでは、著しい効
果は得られません。

女性ホルモンを投与すると個人差がありますが、約１～２
ヶ月ぐらい続けると乳首がかたくコリコリしてきます。

６ヶ月ぐらいたつと、精巣で精子を生産されなくなる人
が多いようです。

そして、１～２年やっていると脂肪がつきやく丸みを帯びた
身体に変化してきます。

ただ、骨格や性格は男性時代と変わらず毛の量も変わるわけ
ではないので、永久脱毛で磨きをかける必要があります。

また、声も変わらないのでボイストレーニングなどをする
ことも視野に入れるのがいいでしょう。

どうして、女性ホルモンを打っても完全に女子力がアップ
できないのか？

それは、もともとの遺伝情報(染色体)が男性だからだと
思われます。

だから、ホルモン治療だけでは女性化は難しいのでＳＲＳ
(性別適合手術)、脱毛、豊胸などで女体化を望めるのです。